ご覧頂き誠にありがとうございます。型番等の記載がないため、正確にはわかりませんが、おそらくグヤトーンのSG-52になります。年代を考慮すると綺麗なピックアップ、各ポット、スイッチ問題なく動作しております。ネックはほぼストレート、フレットは7～8割残っております。フレットは若干低めでワイドなものが搭載されております。
外観、使用に伴う小傷等あります。ブリッジ下あたりに、1mm程の穴が4点空けられております。また、一度ストラップピンの場所を移した痕の穴があります。
一見、Gibson ES-335のコピーに見えますが、流石Guyatoneで構造にビザールな点が何点かあります。まずセンターブロックが入っておりますが、フロントPU下からリアPU全体にかけては空洞となっており、通常の335タイプのギターよりも箱鳴り感が強いです。あくまで推測ですが、ネックはおそらくマホガニーではなくメイプルかと思われます。メイプルネックからくる非常に硬質なサウンドと、箱鳴りのふくよかな倍音で、芯がありながらも温かみのある独特なサウンドとなっております。また、指板のRがギブソンよりはフェンダーに近いものが採用されております。普段ギブソンを弾いている方だとちょっと違和感はありますが、慣れればかなり弾きやすいです。
生音、アンプに繋いだ音共に、文句なしに素晴らしいです、335同様、ジャズ、ロック、ソウル等オールジャンルに使える一本かと思います。
比較的レアなギターかと思います、お探しだった方、是非この機会に如何でしょうか。