李朝の御本刷毛三島の茶碗です。御本茶碗は日本からの注文で釜山で焼かれた茶碗です。御本三島は薄作で外側に簡単な線刻や印花を施し大まかに刷毛目を掛けた物が多く内側は無地の物も多いようです。見込みにはパラパラとした飾り目痕、高台内は丸くドーム状に削られた物が多く見られます。こちらの茶碗は内側に大変勢いの良い刷毛目が見事に施されています。薄作で硬質に焼き締めた物ではないために傷が入りやすく現存する物の大半は割れ継ぎや入のある物ですが奇跡的に無傷と言って良い状態です。艷やかな伝世品で伝世当初からの物と思われる箱に収まっています。御本三島茶碗の優品として文句なしの李朝御本刷毛目茶碗を特別出品です。時代箱あり。・口径13.6〜14.8センチ・高さ7.6〜7.9センチ・李朝中期 ※新規の方、評価の悪い方の入札は取り消す場合があります。商品到着後は速やかに取引ナビの受取連絡を入れて下さい。（2022年 3月 5日 12時 34分 追加）同時出品しておりました猿投馬上盃はお客さんが業者に預けていたものをその業者が間違えて売ってしまった物なので出品を取り下げて欲しいという連絡がありました。めったにないことなので戸惑いましたがそういう事情ならばいたしかたないと思いますので本日のお昼ごろに出品を取り下げさせていただきました。御入札いだいてたおりました方、御期待いただきました方には大変申し訳ありません。どうか御理解の程よろしくお願い申し上げます。