日本の仏画・第一期・全10巻/田中一松・亀田孜/釈迦如来像・神護寺/普賢延命菩薩像 持光寺/不動明王二童子像・青蓮院/仏涅槃図・金剛峯寺

商品説明
日本の仏画・第一期・全10巻/田中一松・亀田孜/釈迦如来像・神護寺/普賢延命菩薩像 持光寺/不動明王二童子像・青蓮院/仏涅槃図・金剛峯寺

昭和51年 厚さ約10.1㎝ 54.2㎝×39㎝程度 ゆうメール・レターパック規格外 部数は少なそうです。資料用にもいかがでしょうか。

全10巻 図版合計44枚（各巻4枚、5巻・10巻のみ6枚） 各巻解説1冊付
1 国宝 釈迦如来像 神護寺
2 国宝 普賢菩薩像 東京国立博物館
3 国宝 普賢延命菩薩像 持光寺
4 国宝 阿弥陀三尊像 蓮華三味院
5 国宝 仏涅槃図 金剛峯寺（図版6枚）
6 宝楼閣曼荼羅図 フリア美術館
7 国宝 高雄曼荼羅 神護寺
8 国宝 不動明王二童子像 青蓮院
9 国宝 訶梨帝母像 三宝院／国宝 閣魔天像 醍醐寺
10 国宝 十二天像 京都国立博物館（図版6枚）


ますら男の踏み置ける跡は石の上にいまも残れり、見つつしのべと
舎加のみあと石にうつしおき、うやまひて、のちのほとけにゆずりまつらむ

この二首の歌 は「仏跡」を恭う歌十七首のなかから採録したのである。奈良時代の盛期の天平勝宝五年(七五三)に智努王が釈迦の両足の足裏にある文様を石上に刻み置かせた仏足石が、薬師寺の仏足堂にあるが、その傍に立てた碑 仮に彫りつけた讃歌である。もとインドの原本を写して中国の都の普光 写した仏足石から、更に転写して持ち帰った図写本に依り、画師の越田安万が 図案して、興福寺の五重塔の東にある東院内に安置したものだが、二首歌から 浮びあがるのは釈迦をますら男の理想像として敬う帰依渇仰の念であろう。

奈良時代の釈迦如来像はこのように釈迦牟尼を仏教の教主である偉丈夫の理 想形に整え、充実した強い精神を盛ろうとした。この頃の釈迦像で確かな作例 は残っていないが、線刻の釈迦では、少し遅れて天平宝字元年(七五七)に描かれた下絵から毛彫りであらわした、東大寺大仏の蓮華座の各蓮弁に同形で見られる、千葉上の釈迦像がその手がかりになる。丸顔の釈迦は図式的であるにしても手の印相の様子は当時の通有の形であろう。右手を挙げ掌を前向きにし た「施無畏」印を結び、膝上に載せた左手は「与願」印である。施無畏であるべき右手の第一指(親指)と第二指(人差し指)とを捻じた新しい手相なのは注目される。

お探しの方、お好きな 方いかがでしょうか。ゆうパックでの発送となります。

品ですので傷・黄ばみ・破れ・折れ等経年の汚れはあります。外箱傷、小汚れ、小破れ、やけ。ページ小黄ばみ、ややしみ。ご理解の上、ご入札ください。 もちろん読む分には問題ありません。213132注意事項

できる限りスムーズな取引を心がけておりますので、落札後2日以内にご連絡頂きますようお願い致します。

評価が悪い方からの入札は固くお断りします。評価の悪い方が入札された場合には予告なく削除する場合があります。

細部に至るまではチェックしておりませんので、書き込みや蔵書印等ある場合があります。ご理解の上、ご入札ください。

かんたん決済でおこちらの商品案内は 「■@即売くん5.10■」 で作成されました。

この他にも出品しておりますので宜しければご覧ください。