里帰り 深川栄左衛門・金彩色絵菊花紋卵殻手(エッグシェル) キャビネットカップ
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こちらは 里帰り 深川栄左衛門・金彩色絵菊花紋卵殻手(エッグシェル) キャビネットカップ の出品となります。
日本を代表する香蘭社、深川製磁の祖・深川栄左衛門の1850-70年代(江戸後期～明治期)のとても美しく又貴重な御品となります。
近代、日本製磁器の立役者の一人といってよい深川栄左衛門は香蘭社の設立者となり、また後年・深川栄左衛門の次男が深川製磁を設立します。各万博博覧会での名声は周知の通りです。こちらもとても美しい作品となり、卵殻手の極薄手の器体(透過光画像参照)に精緻な菊花図がハンドペイントにより描かれ、背景に暈金彩が意匠された美しい御品となります、その画は艶やかなエナメル彩色で精緻に描き込まれ、絵図の構図も美しい逸品です。 又、当時有田の卵殻手は江戸期より主に海外に輸出され、その薄さ、軽さで高い評価を得た技術となり、後年の型入式ではなく轆轤引きで製作されるため非常に高い技術が要るため明治30年以降大戦等の影響で造られなくなった歴史がございます。
こちらも当時の特徴がよく現れた御品となり、厚さ1mmほどしかない磁体は重さを感じさせない軽さでソーサーもまた同様と成ります。

・サイズ カップ 径9.7cm 高さ4.9cm
ソーサー 径12.8cm




※出品物の多くは100年以上経過したアンティーク及びヴィテージの御品となります。
※検品にさいしましては注意しておりますが、後天性の瑕疵ではなく商品自体の特性、経年経過による古色、擦れや先天的な窯傷等・常識の範疇における存在につきましては予め了承下さい。
※出品商品すべての写真はスタジオでの撮影と成り、画像の色はモニター等・視認する環境によって違いが生じる場合がございますので、気になる場合には御遠慮なく事前に御質問ください。



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