昭和５４年に発刊された窪田登司氏の「アンプ製作のノウハウ」の中で紹介されていたAB級60W MOS FETパワーアンプを出品します。製作記事では電源トランスにTANGOのMG-200を使ったステレオタイプで掲載されていますが、今回出品するアンプはモノラル仕様で電源トランスはTANGO製のトロイダルタイプが使われています。かなり以前に、こちらのオークションで入手しました。私が入手時から片方のアンプ(写真２枚目の赤いテープが貼ってある機体)からハムが出ていました。そんなに大きな音ではないので能率の低いスピーカーなら目立たないかもしれません。当方は5.1chのセンタースピーカー駆動用にハムの出ていない方を使って、もう一台は予備にしていました。
製作されてから相当の年数が経過していると思われるため、躯体全体に擦り傷や機器を重ね置きしたことによる脚のシミや所々にサビなどがあります。見るに堪えないようなひどいキズや凹みはありません。経年劣化でレタリング文字も掠れてきています。非喫煙環境で使っておりました。またペットもいないため臭いの付着等はありません。
現状、問題無く音は出ていますが、測定器等を持っていないため、どの程度の性能が維持されているのかは不明です。素人による出品ですし、当方が製作したものではないので、製作や調整に関するアドバイスはできませんのでご了承ください。品であることを理解していただき、お決まりの文句で恐縮なのですがノークレーム・ノーリターンでお願い致します。付属品は写真２枚目に写っている電源ケーブルのみになります。もし製作記事が必要でしたらコピーしますので落札後にお申し出ください。
サイズ(実測値)W : 485mmH : 115mmD : 375mm(スピーカー端子の突起25mmを含まず)重量 約9kg